2010年8月26日

リーフレットAの記録(その5)









毎度の事なんだけど、でき上がった印刷物を目にする瞬間、特別な喜びは沸かない。

今週初め、9k(休憩)にとスーパーへ行った帰りに郵便受けをのぞくと、
予想通り入っていた。
依頼人と主催団体には、数千部配達されるのだが、こっちには納品書+請求書+印刷の余りのような品が10部くらい届く。

インクの鮮やかさに黒目がやや狭まる…程度の微々たる心の動きで、例えば「やった!」のような達成感は薄く、内心「ふーむ…」などとつぶやいている。
むしろ残念に思っているのかもしれない。

《前回の記事のテンションとは違うみたいだけど…?》

…そうなのよ;。

あの時は作成時の慌ただしさ、仕事の進行により発生する熱を含んでいた…
しかし、数日経過でクールダウン…
(すると)
デザインデータが後戻りできない商品と化して現れた今、モコピッチとの距離が正確に暴かれてしまう…
その時、モコピッチのつたなさによる未解決問題が、完全浮上する…
といったところだと思うのよ。

;勝手に頒布されるのはいいけど、モコピッチの手で誰かに見せたくはないナ;。
最低限、誤植がなかったので、仕事運営上はOKだと思うけど。

「リーフレットAの記録」 終。
読んでくれてありがとうございます。

2010年8月20日

リーフレットAの記録(その4)









macパソコンとアドビ社のソフトをエンジンにして飛行中の、エアーモコ一人デザイン機長気取り。
「滑走路が見えた!」
機体は順調に高度を下げている…。ヨーシ…。

バリッ♪(ベビースターラーメンの袋を開ける音)
(ここで?;)

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前回記録後の作業を記す。
背景デザインに文句は出ず、そのまま生かされた。レイアウトと文章については、依頼人からの修正・追加・削除依頼を受けて、モコピッチが修正した物を提出するやり取りが3度ほどあった。
ソンナコンナしてるうちに、予定日より2,3日遅れで印刷業者へ入稿。
(いつも利用している印刷通販のサイトを通して、部数や紙質等をクリック指定してデータを送るだけ。)

現在は仕上がり待ちだ。
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振り返るとこの記録の目的である、仕事の効率という点では、これは個人的問題、つまりモコピッチのスキル問題に置き換えたほうがいいと思った。

きっかけとなった事実が一つある。
. . . . .
あるページの中で1/4程のスペースを占めていた、とある枠。ここには、講演イベント後も、講師によって企業をサポートするプロジェクトを計画している旨の、期待感ある内容を伝えていた。しかしモコピッチがその枠を完成形近くに作り込んだ段階において、カットとなった。プロジェクト自体、実行が難しくなったそうだ。
無くなったガックリ感とレイアウトの大幅変更という作業量の増加…。
. . . . .

この事例を「こうすれば無駄な作業をせずに済んだかも」と、効率面から工程を整理することもできるかもしれないが、次回に役立つ方法でもなく、それは単なる嘆きに終ってしまう。
次回は次回で、また新たな不確定な内容が出現してしまうからだ。

「非効率だな…」と感じる大きな要因は、変化に容易に対応できていないその苦しさから。システムの問題ではない。リーフレットを試行錯誤しながら作るメンバーの一人として、またはある意志を持った一主体の"手"としてモコピッチが在るイメージ… を持ち込み… 気持ちをやわらげよう…。

いつも思っていることだけれども、今回もやっぱり、モコ未熟ピッチの再確認となったんだナ~;。

2010年8月11日

リーフレットAの記録(その3)









遠方を走っているのに台風の風が、こちらにも。時折小雨をまきちらしながら今日は強めに吹いていた。

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リーフレット作成は進んでいる。

初回打ち合わせで依頼人からもらったラフな文章をもとに、ラフなレイアウトを提出した(PDF形式に変換してメールで送る)。その後、後追いで書き上がってきた原稿や、講演者の顔写真などをメールでもらい、モコピッチが修正やレイアウト調整などして再度提出した。

アイデアスケッチの写真を載せておく。








全部、柄(がら)っぽいですよね?
…理由があるのナス。
(握りコブシのヤツは無視していただいて…。魔がさした、明らかにパクリだ;)

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【理由:講演の内容がメチャクチャ多分野になっちゃうから、モノや人、出来事や比喩とかの絵を使って、1つのメッセージを示すことが難しい(これをやると、読み手の視野を狭めるから悪いことなんじゃないのかな。)と思ったんだ。
だから背景だけ作り、その上に文章を載せることで、強めのメッセージではなく、雰囲気を感じとってもらうようなデザインにしようと思ったワケ。】

…じゃあその雰囲気はどうやって決めんの?? というと、
「講演を聴いた多くの人々が変わることで日本はよくなるよ」みたいな、メッセージともいえないゆるゆる意見を抽象的にしてみたんだ。
結局その言葉は読み手にはわからないけど、例えば「変化」とか「光」とかの印象は持てるんじゃないかな。

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写真の中には無いけど、選んだ1つの案をイラストレーター(グラフィックデザインソフト)で描きました。

現在のところ主催団体からのOKはでている。
(というか特に何も触れられないので、モコピッチがそう判断している;。なぜなら背景だからだ。)
てことは、文字とレイアウトのみに修正項目が絞られたなと、ミニガッツポーズ。
(後日、背景気になる!と言い出す人があるかもしれんけどネ;)

2010年8月9日

リーフレットAの記録(その2)









飛行機で例えると、離陸して今上昇中という段階だと思うので、記録しておこうかな。

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初回打ち合わせがあった。
リーフレットは、ある講演イベントの開催告知+参加者募集のために作る。今月下旬に納品目標とのこと。
手書きレイアウト図(「台割(だいわり)」というのか)を渡された。また、テキストデータをメールでもらう…。

10分程度であっさりと終ってしまったが、前投稿で挙げたポイントに沿って思い出してみる。

・まず、初回における依頼人の準備状況だが…、パターン的には一見、モコピッチが一番作業量が少ない手法になっている。しかし、テキストデータを見てみると、まだ執筆中の文章が約5割を占めており(その部分は文字数の予測だけが示してある。)、必ずしも楽だとはいえない。文の修正・変更に伴うモコピッチの作業量が増えると見るべきだろう。絵的なデザインと同時進行で文章も作っていけばいいか、というハラかな。

・次に依頼人がこだわりを持っているかどうかだが、
モコ「あ、アノ,,、色だとかふんいきとかで、何かご要望がありますか…?;」
依頼人「企業向けのものだから、そのつもりで作ってください。」

依頼側も、このイベント運営を主催団体から受注している形だ。もしこだわりがあるとすれば、それはその団体からの伝言になるだろう。
…「こだわり無し」と判断した。
そうだよナ。
依頼側からすれば、ブツ作成を丸ごと仕事としてお任せしているわけだから、ないと答えるのがほとんどの回答だと思う。
それでも、こうやって念のため聞いておくのが大事なんじゃないかと思う。「無いという意思」の確認だナ。
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とにかく、素材が揃っているのか いないのか わからない状況で、ラフのレイアウトを作る。

モコピッチが機長の時だけなぜかいつも視界不良なんだよナ~;。
…まいっか、乗客がいない設定にしたらいい;。

2010年8月4日

リーフレットAの記録(その1)









事務的なタイトルで、申し訳ない;。
仕事で、A4サイズで4ページ(=A3を二つに折る)のリーフレットを作ることになったので、始めから終わりまでをブログに記録しておきたい。
なぜなら、要領がいっこうによくならないからだ。

近日中に初顔合わせがあるが、そのシーンで依頼人がどこまで完成品との距離を縮めているかを計るべく、望むつもり。下に、今までの作成経験から予想される、依頼側のパターンを記す。

◆文章が大まかにレイアウトされたプリントを既に作っている。絵柄や説明図、きれいなレイアウトがモコピッチの仕事。
◆4ページ分に入れる文章内容だけが決定済み。ページの流れを考えた文章の配置からがモコピッチの仕事。
◆内容に関する資料を渡される。4ページ分に入れる文章の選定からがモコピッチの仕事。

…下にいくほど作業量は多くなる。
楽な方が楽なんだけど、モコピッチはどのパターンでもいいと思っているよ。フン;
なぜなら手が入るということは、モコイズム(モコピッチの意思)を反映させられるってことだからだ…。
(そういう清々しいデザイン理想論でもくっつけなきゃ、文章を選ぶなんて作業は嫌で仕方ないんだよ;)

効率よく進めるために、当日に備えてテーマを設けた。
「彼(彼女)は、こだわり部分があるのか?あるならば、それは何か?」

未知の物については想像も未確定。なんとなく持っているイメージ的希望や、強くは言わないが内容についての外せない部分、主張したい部分を確認すること。
それを怠ることが依頼者とモコピッチの間で意思のズレを生み、「こうじゃなかったんだよな〜」という感想をもたらしチまう確率を、高めることになると思うからだ。

特にこだわりがなければ、モコピッチにおまかせということ。ある範囲内で自由に作ろうと思う。

…どうなるだろうカ。
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…あれっ?これってもしかして、「コミュニケーション」?
モコピッチ自らコミュニケーション能力が無いことを露呈したのか?;;
;?ソーナノ;?;;?