2010年6月19日

雨あがりの散歩









深夜、気分転換をしたくて
散歩と写真を撮りに、外へ出た。

ぬるい。
いつものスッとした冷え込みがない。
風がいろんな方向から吹いたりやんだり…
わずかに汗ばむ皮膚に、湿気が遠慮なくぶら下がってくる、重い空気…
誰かの吐いた息の中にいるみたいだ。

風がやむと むおっ… とする…

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写真を撮れそうな、街灯がある場所を歩いた。
*もっときれいに撮れなかったかな;*

ヂーパ ヂパ ヂパ…ヂヂヂ…!
鳥の声だ。
建物の軒の裏 というのかな? 陰になるカドのところに吸い付くように、巣がいくつかあった。

カビみたい…。
鳥にとっては安全なんだろうけど。

小鳥?
まだ寝てないのか(1時頃)…と思いつつ、
下を向いて歩き出そうとすると、

○○
猫と目が合った

車の前輪下あたりの暗がりから見上げる
きみどり まんまるの目…
(モコピッチも猫をよく見ようとしてたから、目がまんまるになっていたと思う;)

観察されてたのはモコピッチのほうだった…;;

猫に記憶された。
毛皮の中に 詮索好きな女が入っているかのよう…
こっちはブログに記録してやる。

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断続的な しと しと しとと…
雲の天井から水滴を浴びながら帰る。
湿度100%以上の浴室と例える。

梅雨にだけ味わえる空気だ。

(こんな時には乾燥したベビースターラーメンだな)
と、強引な理屈を作り、
じゃあ晴れの時はどんな理由なんだ、というツッコミを振り払い;
コンビニへ寄って帰った。

2010年6月12日

嘘の成分









"嘘はいけない" でも "嘘は方便" とも言う…モコピッチはこの矛盾する言葉の間を今まで何度も右往左往してきた、;、。今一度「嘘」という単語に対する姿勢と取り組み方を検証しておきたい。

【定義】
◆事実でないことを発言した場合、もちろん嘘と定義する。
◆思ったこと、言いたい事を言わない。…これは嘘と定義しない。しかし、言う・やる、などの行動を心に決めたことを、言わない・やらない…これは嘘と定義する(自分への嘘)。

【嘘かどうかの判断事例】
〈嘘とわかりやすい〉
◆「お昼たべた?」「兄弟は何人?」などのYES/NO、または数値に関して回答する時
◆心の声「ダイエットするって決めたのにアイス食べてる…」
◆心の声「書類のあそこ訂正すべきなのはわかってるけど、メンドクサイから提出しちゃえ…」

〈わかりにくい場合〉
◆具合・程度的な回答をする時
「だいたい終ったよ」「こんなにたくさん」
◆時間概念を含む時
(都合が悪くなったので、後日予定日を変更する)(あの時やると言ったけど、今は気分が変わったからやらない)
◆営業で「お客さん、オススメですよ。」と言った。しかし心から自分はそう思っているのか…?
◆ランニング中の心の声(目標5km走る だった…でも今疲れてるから3kmで終ろう。…甘えてる…?)

特に時間の概念は判断を難しくするのではないか。
例えばよく耳にする
「これは現時点での考え方であって、将来の状況が変化することで方針も変化するもの…」
当然とも言えるし、嘘と言われないための予防策とも言える…。

~ ~ ~
これはわたしの感覚的なことだけれども、
言葉をノートに書いたり、文章をパソコンに入力すること、または、頭の中での言語化(文字を映像化するイメージ)は、

言葉を物質的なものとして誕生させてしまう

ようで、それを壊したり曲げたりすること(=嘘の正当化)に抵抗が生まれてくる。一度生まれた言葉は、記憶から消されるまで存在し続ける。そんな状態の脳を持つわたしが、日常で言葉を発する瞬間や、またはふと現れる、思い出される言葉に直面した時に、どうするかだ、、、
その言葉に素直に従わなかった時、変質させる能力がないモコピッチは、他人や自分を欺いた罪意識を持つことになる…。

いっぽう、時に「嘘も方便」という言葉を持ち込みその中に収めることで、罪意識を薄くしている人もいるだろう。(社会を上手く渡っていくのだろう)(非難ではない)

例:会社で嫌いな人からランチに誘われたとき、
「今日はお腹の調子悪いから食べない。せっかく誘ってくれたのにごめんね」(そして時間をズラして出かける)
「今日は他の会社の友達と食べる約束してるんだ、また今度」(同僚と堂々と外食)
「今日はお弁当」(持ってきてない)
(やがて誘われなくなる…撃退成功v)

潔癖性なモコピッチの場合、嘘と判断された言葉が頭の中に漂っている状況になり、思想的な酸化(腐る)現象を起こしていく…ナヤミ ヤミ ヤミ;
生命や物質が死に、分解されてくように、
そんな言葉たちも同様に、腐る過程をたどる。
ゆ っ く り と

方便によって物事を先へ勧めることができたとしても、自己内面的にはうまくいかない…。

~ ~ ~
なので、
外面的にも内面的にも「嘘」と判断されないような発言や、言葉の発生のさせ方が必要でしょう…。
例えば、こんなシチュエーションに遭遇したとき、今までとは違うモコピッチのふるまいを見ることができる。

◆知ったかぶりをしない
「音楽は聴きますか?」と問われた時
→今までの回答…「はい、ジャンルは問わず、何でも聴きますね。ジャズから、クラシックから…HIPHOPから。」
→今後…「インターネットで聴ける無料モノで済ませています、いい時代です。」と答える。
(音楽についてロクに語れないんだから)

◆共飯(トモメシ)に否定的な態度をとる
「どうですか明日、ランチしながら打ち合わせでも…」と問われた時
→今までの回答…「おっ、いいですね!行きましょう。」
→今後…「すみません。外食はあまりしないんです」と答える。
(アレルギー食品が多くあるため、おいしい外食に巡り会う確率が少ないから;)

それから、
嘘発言をしている自分の姿はたぶん、相手から見るとややバレしているんじゃないのかな。
そう思うと嘘は言いにくくなります…。


♯「モーコービーッチ♪、シーメー(飯)行こうぜ」
m「すみません、行けません…」
♯「なんで?」
m「言えません…」
…ゥー…
…付き合い悪いヤツ;;;で イイのカイ? モコピッチよ; 

† † †
こぼれ"思考"
◆「マッハで昼めし食べたよ」
◆「彼はいつでもお菓子を持ち歩いている。だからお腹がすいたら彼に言おう」
笑って終わる「嘘」は「ジョーク」とう単語に変化する(変換される)。良質な嘘だ。
冗談だとバラさずに人をだますと、悪質な嘘になる。

長文になりましたが、読んで下さり有り難うございます。