2013年1月18日

アナログ絵

イラスト仕事の頻度については、年に1度あるかないか。
売り込み活動をしているわけではないから、これでも幸運なことだ。

去年11月下旬から12月中旬までやった事について書いておきます。

とある揚げ菓子チェーン店、期間限定の記念サイト。
芸能人がイラスト化して登場し、動きを交えながら盛り上げる。
仕上がりのサイトイメージに対して、通常より制作期間がかなり短い、という制作者達の認識の中での依頼だった。

僕がアクリルガッシュで描いた人物の絵をスキャンして、WEB制作担当者に送り、それをWEB制作担当者がアニメーションさせるという方法。
当初は、僕の方でアニメーション部分もパラパラ漫画のように描く予定だったが、全くの力不足で、途中で制作の手法も変更せざるを得ない事態になった。
…申し訳ないと思っている。

制作中、今さらと思うが、アナログ描画で広告用イラストに対応するには厳しい立場にあるということを実感し、後悔した。
形の変更や修正があった場合、デジタルイラストに比べて手間と時間がかかってしまう。
手描きと変わらない描き味は、描画ソフトを使ってある程度は表現できるわけだし。
もちろん、なかにはアナログで制作しなければ、広告の狙いに沿った表現ができないものもたくさんあるだろうけど。

担当者を大幅に待たせることになってしまったモコピッチ。
ただこれは、デジタル/アナログ関係なく、僕の技術不足でもある。

次の依頼が来る確率は低下しただろう。

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