「利益を上げるために一丸となって…。常にそう思い続ける事だ。」
社長の訓示。
毎日、部署ごとに朝礼はあったのだが、月に1度、全社員が1フロアに集まる全体朝礼があった。
身が引き締まる思い…否、モコピッチの場合は身震いする程の禁固刑を科されてしまったことを認識した瞬間だった。
社長の脳を持った「法人」の体の一部となり、会社の利益に繋がるような思考と振る舞いを自主的にしなければならないということだ。
「問題解決」というテーマでモコピッチがすべきと思われる振る舞いを挙げてみる。
●自主的に問題を発見する意識を持ち続けること。常日頃、関係する情報・知識の収集やスキルアップに努め、問題解決能力を高めていくこと。
●発見次第速やかに解決にあたり、解決方法が自分一人の能力を超える場合は、他の社員や上司に相談し、丁重に協力を仰ぐこと。時に、自身の交友関係を駆使する等して、なりふりかまわず方法を探ること。また、自分一人で編み出した解決方法であっても、それが最適であるとは限らない。不安があれば周囲に確認やアドバイスを得ること。
●問題処理中の進捗状況を周囲と確認や報告をしながら進めること。実作業人数が複数であれば、周囲の状況を自主的に常に把握しておくこと。
●自分の担当作業が終われば関係社員へ報告し、他の社員が作業中であれば手伝うこと。時に、他の社員の作業を優先し、自分の作業を後回しにすべき場合もある。
●解決を外部へ委託する場合は、費用と効果のバランスを考慮し最適な委託先を選定し、委託先との最初の関わりから工程管理、支払いまでを自身が窓口となり円滑にコーディネートすること。
●問題解決後、その処理方法やプロセスは適当であったか、今後同様の問題が起こり得る可能性とそのための準備等を話し合うこと。同時に、一連のプロセスの中で共有すべき内容や要点、注意点等を整理してまとめ、書類や文面に残し、関係社員にその重要度と共に確実に伝達しておくこと。
●問題提起者/問題解決提案者は責任者として解決される最後までを見届けること。終始、常にその問題に関わっている姿勢を見せなければならない。
●問題解決が第一目的であり全てである。そのための時間が考慮されることはないので、自身の通常担当業務と兼務することになる。それへの影響も計算しておくこと。
●以上、問題解決のプロセスの中で関わる人達に対し、内外問わず報告・連絡(事前/事後)し、効率的で余分な負担(肉体的/精神的)を増やさない運営となるよう努めること。
●以上を最短時間且つ全力で行うことに努めること。
●落としどころという言葉がある。完全解決とは言えないが、問題点と我が社の能力との妥協点を定め、そこをひとまず結論として一旦区切りを付ける。今後も注視していくものや、徐々に時間をかけて解決していくべき内容であれば、風化させずに今後長期的な情報と意識と行動の共有を関係社員に継続させるよう努めること。
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長くなったけど、実際は組織の一員として、特別な事ではなく普段しているような動きになると思う。
ぼくは理想形を並べることはできるが、人への恐れが中心に存在しているため、人との関わりに関する行動(上記項目のほぼ全てに共通する)になると、すぐに行動(発話)に移すことができない(または行動しない)。例えば問題を発見したのにもかかわらず提起できなかったとすると、その問題は他の社員が気付くまで放置されることになる。=時間の浪費(減益)。
今後も起きる数々の困難を乗り越えてやろうという前向きな意気込みを持続させることや、現実にできないことによる悩みを抱えながらも、耐え続けるという試練から逃げたために、組織人としての能力を備える機会を自ら潰したということだ。
同種の困難さとの出会いは、今回の会社だけではもちろんなかったのだが、そういった場面の記憶は奥へ押しやって封じ込めてきていた。弱い自分を肯定したくない、克服したいという精神からの意識操作だったのだと思う。「できるはずだ」と思っていた。
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ここで今、記事を入力している人物が、
【組織人として不適格な精神と肉体の持主である】
ということを早くから認めることが必要だったのではないだろうか。自分の弱さを直視しようとせず、正しく理解しようとしていなかったため、負け戦と知らずに挑んだ…。
しかしそれに対して、短期間で会社を辞めた人間をごくふつうに捉えれば
【諦めの姿勢を取り、挑戦することを止めた自分に甘い人物】
という客観的印象になっても間違いないし、その自覚もある…。
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〔モコピッチは、ただ今システムメンテナンス中です〕
2012年6月12日(火)〜未定
「サービスをご利用中のお客様は… いないか;
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また書きます。